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補助金を活用して断熱窓を取付けできます。

2023年から「先進的窓リノベ事業」という名称の国の大型補助金が突如現れました。
今まだ脇役だった窓ですが、二酸化炭素の削減のために、断熱窓に重点的に補助金が出されることになり、窓業界に激震が走ったのを覚えています。
窓工房では、累計1001件(2025.8.27時点で東京都の補助金も含みます)の補助金の申請をさせて頂きました。多い方では、総額75万円の内窓設置で、52万円もの補助金を獲得できた方もいます。かなりの額が補助されますので、この機会に是非ご検討くだされば幸いです。

窓の大型補助金は今年で最後!?

2026年以降も住宅の省エネ化を推進する補助金事業は継続される見込みですが、「先進的窓リノベ事業」については2025年が補助金集中投下の最終年とされており、2026年以降は大幅な縮小が確実視されています。来年以降の詳細は発表されておりませんが、大型の補助金制度を利用しての施工をするには、2025年10月までに現場調査をすることをお勧めします。

なぜ国は高断熱の窓リフォームに補助金を出すのでしょうか

断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、
『エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現する。』と公表しています。

簡単にいうと、内窓などの断熱窓を新たに取り付けると部屋が魔法瓶のようになって、灯油代とか電気代とか大幅に減れば、温室効果ガスの排出を抑えられるから補助金を出す、というわけです。一般家庭から排出される二酸化炭素の量は、国全体の20%くらいと言われています。その中でも戸建住宅では、窓から逃げる熱の割合は半分を占めるとも言われており、私たち開口部業者も工事を通して貢献していきます。

どうすると補助金がもらえるのでしょうか


その家に住んでいて所有している方が、私たち窓工房のような工事業者に工事を依頼して、登録されている内窓などの断熱窓を設置すれば補助金の申請ができます。自分で材料を買って、自分で(DIYで)取り付けて、お客様ご自身が申請することはできません。自分の持ち物で自分が住んでいる家を、業者にお願いして内窓を取り付ける必要がでてきます。

  • ○ 自分の家を窓工事業者に内窓を取り付けてもらう
  • × 自分の家をネットで商品だけ買って自分で取り付ける(申請不可)

■断熱窓の補助金申請は3つの中から選べます。

ガラス交換(今ある窓のガラスだけを交換する)

ガラス交換の写真
今あるガラスを真空ガラススペーシアクールなどの断熱ガラスに交換する工法です。窓の枠は交換しませんので、そのままになります。

こちらは、今年も補助金申請の対象商品に入っていますが、ほとんどの方が活用できないとお考え下さい。というのも、今の窓枠が一般的なアルミサッシは対象不可となっているからです。今の窓枠がプラスチック製(いわゆる樹脂製)であれば対象になります。これはなぜかというと、アルミの枠から熱が逃げてしまうから、ここもちゃんとしたものでないと補助金は出せないですよ、ということになります。お客様の窓の枠が、アルミ製ではなく、樹脂製であれば、対象になります。

窓工房では、『先進的窓リノベ事業』の補助金を使っての申請はほとんど行いませんでした。全体の3%くらいでした。どうしても、内窓が嫌だという方には、『子育てグリーン住宅支援事業』をご提案しています。補助率は少し下がり、窓の工事のみでの申請はできませんので、躯体断熱改修、またはエコ住宅設備の設置を同時にしなくてはいけません。ですので、ガラス交換で補助金を利用するのは少し難しくなっているのが現状です。

外窓交換(今ある窓をそっくり交換する)

外窓交換の写真
次に今ある窓を入れ替える方法になります。こちらは、ガラス交換や内窓の設置と比べると少し大掛かりな工事になります。窓工房では、カバー工法という施工方法を採用しています。労力でいうと、内窓を10つけるのと同じくらいの手間暇がかかります。

今あるアルミの枠も全て樹脂製の窓に変わり、中に組み込まれるガラスも断熱ガラスとなりますので、補助金申請の対象になります。外窓の交換での申請は、全体の10%くらいでした。費用も高額になりますが、内窓のように2回開閉するというデメリットもなく、枠もガラスも新品に生まれ変わりますので、補助金を利用して設置される方が年々増えています。

内窓設置(今ある窓の手前にもう一つ窓を取り付ける)

内窓設置の写真
いわゆる、内窓や二重窓と言われる窓を新しく取り付けるという方法になります。一番人気で窓工房が最もおすすめしている施工方法になります。施工に係るコストが抑えられる上に、1窓あたりの補助金算出額が大きいことが一番メリットとして挙げられます。施工時間が短く済む点も大きなメリットではないでしょうか。

ただし、お客様の中には窓が二重になることに抵抗のある方もいらっしゃいます。窓のレールが2つつくから、掃除が面倒そう。出入りが多い窓だから、生活が不便になるのではないだろうか。そのような方は、2番目の外窓をそっくり交換する方法を選ばれています。

そうは言っても、やはりお手軽に設置できる二重窓は断熱窓リフォームにおいては絶大な人気のため、「補助金を使って、断熱窓リフォームをする」と言ったら、「それは内窓の設置!」と考えていただいてもいいくらいで、日本全体で見ても、「先進的窓リノベ事業」の補助金活用のほとんどが内窓の設置でした。窓工房で見ると、内窓の設置件数は、昨年度は全体の90%以上だったと思います。


どのように補助金の額が決まるのでしょうか?

それでは具体的に、どんな工事をするとどれだけ補助金がもらえるのか解説していきます。もらえる補助金は、『施工方法』×『窓の種類(枠×ガラス)』×『窓の大きさ』で決定されます。『施工方法』には、ガラス交換、内窓設置、外窓交換の3種類があります。ほとんどの方が、二番目の「内窓設置」になるかと思いますので、ここからは、内窓設置で話を進めていきたいと思います。

内窓の設置でいくらの補助金がもらえるのか

それでは「内窓設置」で解説していきます。「内窓の枠の種類×内窓に入れるガラスの種類」でグレード(SS・S・A)が決まり、「グレード×窓の大きさ」で補助金額が決定します。残念なのは、高気密な内窓(北海道仕様の内窓)を使ったからといって補助金額が高くなるわけではないんです。組み込まれるガラスが高断熱なのか、かなりの高断熱なのか、超が付く程高断熱タイプなのかで、補助金額が大きく異なってきます。

また、リクシルやYKKAP、大信工業といった窓枠メーカーが登録していないガラスの組み合わせだと、どんなに良い断熱ガラスを組み込んでも補助金の対象にはなりません。例えば、真空ガラスは断熱ガラスの中でも最高峰にランクインされますが、真空ガラス「スペーシア静」は、更に断熱性能が高いガラスではあっても、この組み合わせでは補助金申請は今年度もできません。内窓メーカーが今年も登録していないからです。

内窓に使う枠×ガラスで補助金が変わる

話した通り、内窓の枠の種類×ガラスの種類で、もらえる補助金の額が異なります。熱貫流率という数字で区分けをしていますが、厚さ5mmの板ガラスだけでなく、普通のペアガラスでも対象外となっています。

昨年1番弊社で施工した「リクシル製のインプラス」の枠を使用した場合で、どういったグレード分けになるのか説明させていただきます。

  • 最低のAグレード:Low-E複層ガラス(特殊金属膜のLow-e膜がコーティング)で空気層が5mm以上
  • Sグレード:Low-E複層ガラスの空気層が12mm以上(ガラス間の空気層が広いほど断熱性能が高くなります)
  • 最高のSSグレード:真空ガラス「スペーシアクール」(スペーシアシリーズの中でも断熱性能値が更に高い)

これ以外のガラスでも対応できますが、窓工房ではこのような提案になることが多いです。

内窓の大きさで補助金が変わる

窓面積の区分
最後に、内窓の大きさで補助金が決まります。内窓の大きさとは、高さでも横でもなく、全体の面積になります。高さが2mを超える窓でも、横幅が小さければ、一番もらえるとはなりません。

すでに定義されていて、

  • 大きな窓:縦横をかけた面積が2.8㎡以上
  • 中くらいの窓:1.6㎡〜2.8㎡
  • 小さい窓:0.2㎡~1.6㎡未満

の3種類で振り分けています。
※横幅が9尺間口など大きな窓、2間の3m超の窓でも、単純に「大きな窓」に括られるだけなので、補助率が低下するのは避けられません。こういった大きな窓こそ熱が逃げやすいのですが、特大サイズ区分は今年度もありません


内窓を取り付けるとこのくらい補助額がもらえます(具体例・税込/製品代)

実際に内窓代がいくらで、それに対する補助金の額がいくらになるのか、具体的に計算してみます。
引き続き、リクシル製のインプラスを設置した場合での金額を計算します。
※工事代その他諸経費は含まれていません。

トイレにあるような小窓

小窓の例

窓サイズ:横幅780mm × 高さ970mm(面積0.75㎡→小)

  • Low-eペアガラス(Aグレード):製品代 47,000円/補助 12,000円/差引 35,000円
  • Low-eペアガラス(Sグレード):製品代 47,000円/補助 28,000円/差引 19,000円
  • 真空ガラス「スペーシアクール」(SSグレード):製品代 54,000円/補助 48,000円/差引 6,000円

差引金額を見て、SSグレードが最もお得なのがわかります。もちろん性能もSSが最上位です。

一般的な腰高窓

腰高窓の例

横幅1690mm × 高さ1170mm(面積1.97㎡→中)

  • A:製品代 76,000円/補助 18,000円/差引 58,000円
  • S:製品代 76,000円/補助 44,000円/差引 32,000円
  • SS:製品代 116,000円/補助 72,000円/差引 44,000円

こちらでは差引最安はSですが、割引率はSSが良いという傾向です。

一般的な掃き出し窓

掃き出し窓の例

横幅1690mm × 高さ1830mm(面積3.09㎡→大)

  • A:製品代 127,000円/補助 26,000円/差引 101,000円
  • S:製品代 127,000円/補助 65,000円/差引 62,000円
  • SS:製品代 192,000円/補助 106,000円/差引 86,000円

ガラスが4枚ある大きな窓

大開口窓の例

横幅2600mm × 高さ2030mm(面積5.27㎡→大)

  • A:製品代 260,000円/補助 26,000円/差引 234,000円
  • S:製品代 260,000円/補助 65,000円/差引 195,000円
  • SS:製品代 349,000円/補助 106,000円/差引 243,000円

※とても大きな窓は割引率が下がる傾向です。小さな窓でも大きな窓でも、割引率としてはSSグレードが一番お得ですが、窓サイズにより差引金額や割引率がかなり違います。

横幅が9尺間口といわれる大きな窓や、2間といわれる3m超の窓であっても、単純に「大きな窓」と括られるだけなので、補助率が低下するのは避けられません。よく「割引率はどのくらい?」といったご質問を受けますが、窓の大きさによって、どのグレードが一番安くなり、何%の割引になるかは全く違ってしまいます。上記の金額を参考にご検討お願いします。

補助金を利用して施工するには具体的にどうすれば?(スケジュール)

今年で窓の大型補助金は最後になってしまう可能性が高いです。補助金を利用するには2025年12月までに申請が必要です。施工完了後の申請になりますので、それより前に施工を完了していなくてはなりません。

また施工が終わったからといってすぐに申請できるわけではありません。メーカーより性能証明書を取り寄せたり、必要書類を作成しての申請になりますので、11月中に施工が終わっている必要があります。製品は全てオーダーメイドで製作しますので、発注してから施工までに1か月~1か月半前後かかります。逆算すると、補助金を利用するには遅くても2025年10月までには現場調査を終えていなくてはなりません。

その後、お見積り → ご契約 → 施工 → 補助金の申請という流れになります。

お客様にご用意いただく物

  • 身分証明書のコピー
  • 登記事項証明書(法務局にて入手)
  • 規約等、申請に必要な書類のご記入

以上の物をご用意いただき、申請は弊社が行います。(事業者登録している事業者でないと申請できませんので、お客様ご自身で申請することはできません。面倒な手続きは弊社が行いますので、必要書類のご準備だけよろしくお願いします。)


今年で最後と言われている大型補助金です。まずは無料見積り・現地調査から

お見積りは無料で伺っております。施工枠が埋まりやすい秋口までに、ぜひご連絡ください。

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